秋になると、そろそろ菊の蕾がいっぱいでてきたのではないでしょうか。私の簡単な(手抜きな)栽培の菊も蕾がいっぱいです。
蕾を選びます
私はとても簡単に菊の手入れをしています。というか、いつもなんですが。そして手入れ、というほどでもないですが。
それでもまあ、今年は三本仕立て、みたいなのをやってみようと思っています。なのでここらへんでちょっと手を加えないといけません。このままずっと秋までおいておけば、花は咲くのですが、それでは小ぶりのものしか咲きません。
もうちょっと手を加えたわよ~みたいな感じに咲かせたいので、蕾を選定してみようと思います。
蕾を一つだけ残す
前に一本だった苗の先を切って、3本の芽を出させています。そこから複数の蕾がでているので、数としては結構多く蕾がついています。これを減らします。
なんで減らすんだと思われる方もいるでしょう。これはこうすることによって、大きな花が咲くようになるのです。ひとつに集中させるわけです。
こんな感じに何個かついています。
これをこんなふうに一つにします。
イイ蕾を残す、らしいのですが、そこは素人なのでなにがいいのかわかりません。なので一番上の一番大きなものを残してみます。
ちょっとあらっぽいでしょうか?手でぶちぶちと取りました。みなさんもっと丁寧にやってください。
ところでこの作業は、なんというのでしょうか。
わたしはずっと、芽かきと思ってましたが、よく考えたら、芽じゃないですね。
摘蕾、とか蕾の選定、とか本には書いてました。
ちなみにこの、蕾の選定の時期は
9月末から10月上旬までです。ちょっと私遅いです。だいじょうぶかな、、、。
もったいない方はそのまま選定せずに花を咲かせてあげてください。
厚物の菊ならそんなに大きくならずにいい感じの花が咲きます。いい感じ、というのは、私の思うところでは
直径7センチくらいの花
です。よく花屋で仏花として売っている束の、一番真ん中、中心に据えられている菊の花くらい?でしょうか。
ただし!そんな大きさの花が、芽の先に3、4つ固まって咲いているので、扱いはむつかしいかもしれません。1つの茎に1輪、すっと生えて、咲いているもののほうがいいです。生け花を習うときに教材として出てくる菊の花、と言ったらおわかりになってもらえるでしょうか。
ただしこんもりした花が好きな人はこのままでいいです。その場合は頭が重くなるので、まっすぐになるように支柱を添えてあげましょう。
もちろん花が1本でも支柱はいります。ないとにょろりんと曲がったものになってしまい、これも扱いがむつかしいと思います。
11月の開花まであともう少し、頑張って蕾に大きくなってほしいです。ちょっとキビシイかも、、、。