矢車草の種を取ろう

矢車草の種を取りました。

毎年取った種から花が咲いています。比較的に取りやすい種なので花が終わったらぜひ種を取っておきましょう。

矢車草の花

青やピンク、白があります。

おすすめの色は青です。鮮やかできれいでしょ?

ミステリアスなこんな色も。

種の取り方

花が終わったら取るのですが、早すぎると未熟な種を採取してしまうので充実した種になるまで待ちます。

花が終わってから、おおざっぱな目安として花びらが残っているのは避けましょう。

こちらはまだまだ花びらが残っています。もう少し花びらの下の丸い部分が枯れるまで待ちましょう。

こちらは花が終わってからまだあまり時間がたっていません。花の下部分はまだ柔らかいので種を取るのはまだです。

完熟?したら花は種を撒こうとします。なので今まで丸っこい状態だったものが茶色に枯れて開いてきます。このタイミングで取りましょう。

パンジーななどは種ができたら割と早くはじけて飛んで行ってしまいますが、矢車草は種ができてからでもがっちりくっついているので採取しやすいです。はやく取らなくちゃ!とあせらなくてよいです。

こんな感じに開いてきますが、この状態でもしっかりくっついています。

上から見たらこんな感じ。完全に茶色くなって枯れた感じですが、固いです。このままおいておくとさすがにバラバラになって種が落ちてしまいます。

ただそれでもはじけて全部なくなった~!とはならず、ちょっと残っていたりするのであきらめないように。

花だった部分を取ったのがこれです。

残っているのかな?というくらい開いています。でも種はちゃんとあります。初心者さんはひとつの花からたくさん取ろうとしないほうがいいです。種の数より種ができている花の数で勝負しましょう。

なのでしつこいようですが開いて落ちてしまってもあきらめないでください!

割と固くくっついています。手で割って取りましょう。めんどうだなと思ったらこのまま保存してもいいです。ただしかさばります。

取り出したのがこれです。頭にしょぼしょぼと毛が生えていてぷっくり艶のあるものです。ちょっとユーモラスな感じです。

私は封筒やポチ袋などに入れて、さらにお菓子の入っていた缶などに入れて、さらに冷蔵庫に入れて秋まで保管します。

上記のように購入したものは入っていた袋に入れて保管しておきます。100均で買った小さいビニール袋に入れたりもします。

おすすめは嫌光性か好日性かを保管する時に記入する事です。

いざ種まきを!という時に、え~と土をかけるんだったっけ?と調べなくていいからです。

ところでヤグルマギクという表記もあるのですが、どちらが正解?

もっと色々袋に情報を書いておけば、と思うのですがあんまり書くと余計にめんどくさいのでこのくらいがいいかなと思っています。

いらない缶など廃物利用できるものがあれば利用しましょう。これは牛さんがかわいいのでお気に入りです。

矢車草を咲かせると

最後に矢車草についてですが、種も簡単に取れるし花も簡単に咲いてくれるのでお勧めです。

すらっとしていて上に花がつくので子どもがお花摘みをするのに最適なんじゃないかなと思います。

どんどん種を取ったらもう撒き放題!なのでたくさん花を咲かせて思う存分お花摘みができます。

摘んだ花と一緒に写真を撮るのもいいですね。私は昔親が矢車草を咲かせていて今でもその風景を覚えています。記憶に残るのでぜひたくさん植えてみてください!