百合の花、きれいですよね。私も大好きです。鉄砲百合とカサブランカが好きです。やっぱり百合と言えば白だと思っております。それも真っ白。
さてそんな百合ですが、花粉に困った人は多いのではないでしょうか。花が結構大きいので花粉もパフパフ出てきます。風が吹いたりちょっと当たったりしたら真っ白い花がオレンジ色の花粉で真っ白じゃなくなります。
白って特にちょっとでもほかの色が付いたら目立ちますよね。白だけは特に真っ白でなくてはならない!です。
それを防止するためには花粉のついたおしべをとります。
おしべの取り方
やり方は複数ある茶色の部分だけをひとつづつ手でつまんですこ~しだけ力を入れて手前にすっと引っ張ります。すると先の茶色の部分だけがとれます。これをあるだけ繰り返してとっていきます。
まとめて軽く手でつまんでひっぱてもいいです。
もちろん手にはつきますがそれは仕方がないので洗って落としてください。
取り方のコツ
コツは何も考えずにまっすぐ 「すっ」 と引っぱるだけです!
こっちへ引っぱるほうがいいかなとか余計な事を考えるといけません。力が足りなくてブンブン振り回したりしないように。他のまだ取っていない花粉がまき散らかされてついてしまいます。
取るときはほんのちょっとだけプツンという感じの抵抗がありますが、あとはす~っと、という感じで取れます。なんだか説明が感覚的でわからないかもしれませんが、やってみるとそんな感じなのです。
思ったよりもきれいに簡単にとれます。
つまんで引っ張る時に、茶色の部分を手の指の先で全部おおうように、隠すようにして他の所につかないようにするといいです。茶色のほんとに先だけつまんだりしたら引っ張った時に花粉が落ちることもありますので。
指につきますが、そこはあきらめるつもりで。指につくのがいやだと思わず、ここは躊躇なく掴みましょう。後で洗ってください。
ただし咲いてすぐは大丈夫です。咲いてからしばらくするとおしべから花粉が出てきます。しばらく、というのは計ってないのでわかりませんが、花が開ききったらすぐ粉が出てくると思っておいてください。
こちらは咲いてすぐのものです。まだおしべから花粉がでてません。
取った後のおしべです。花粉がまだでてないようなので下の紙も汚れませんね。
まあ、一度やってみるといいです。そのほうがよくわかります。(丸投げすみません)
文章にすると難しくなったなあ思うのでとりあえずおしべは取る、と覚えておいてください。
これもおしべを取りましょう。
シンプルになりましたね。
おしべを取っておくと風にふかれても白い百合が花粉で汚れません。もちろん切り花にして運んだりする時も真っ白なままです。
ただ切って花瓶などに入れておくとめしべからなんでしょうか、ねばねばしたものが出てきます。
よく見るとポタッと垂れそうなのがわかりますでしょうか?
それで床が汚れたりするのでそれだけ気をつけてください。
おしべがあるのも色があって引き締まっていい感じなので好きなのですが。
たくさん咲いたので飾ります。いい香りがしますよ~。
玄関入ったら百合の香が、なんていいと思いませんか?
ただしこういう時に限って誰も訪ねてこないのですよね。
百合が咲いたらおしべを取る、とだけ覚えておきましょう。
庭に咲いている百合がいつまでも真っ白だったら、ちょっといい感じですよ~。