夏を越した花の種取をしました。ズボラな私でも種を取って毎年植えているものがあります。簡単に種取できるものを紹介します。
日日草
日日草の種はこんな感じです。少し苦手な外見です、、、。
採ったところがこちらです。
ちょっと見たところ、虫?と思ってしまうような質感に見えます。そして色が真っ黒で、つやもありません。なので初めてこれを見た時はぎくっとしてしまいました。わかりやすいことはいいことなのですが。最初はこんなにたくさん虫が並んでくっついている~とショックを受けました。よくよく見たら種がずら~っと並んでいてほっとしましたが。結構長いさやに入っていたので、(3センチくらい)これ全部虫かと思うと怖かったです。
種が熟すと、画像の上のさやのようにパカっと割れて、虫が並んだみたいになります。はじけるので、割れたらすぐに取らないとパラパラとこぼれ落ちてしまい、気が付いたらさやだけだった、というのがよくあります。なので種を取りたい人は、熟してくると狙いをつけておきましょう。下の少し黒ずんだのは、これからはじけるものです。緑色のさやから、だんだんとこのように黒っぽくなってきたら、はじけるサインです。写真を撮るために先に取りましたが、種が充実してから取ってください。茎から取る時もそろ~っと取ってください。焦って取ると、全部落っこちてしまいます。カバーをかけておく手もありますが、まだ試したことはありません。なのでいつもそろ~っと取っています。
ペチュニア
ペチュニアも種がはじけます。けっこうはじけるのって多いです。やはりはじけて遠くへ飛んで種を撒き散らすのがいいのでしょうか。取る方は困りますが、、、。ただ、ペチュニアのほうが種取は簡単だと思います。はじけるというより、パカっと開く、程度だからです。半分開いている状態、なので半分種がこぼれても半分は残っています。加えて、種が細かくてたくさんあります。だからちょっとしかない~とか思っても結構種があります。ただし種が小さいので撒くとき困ります。
マリーゴールド
これが今回紹介した中で一番種取は簡単だと思います。はじけないし、種もわかりやすいです。
しぼんでいる花のすぐ下の緑の部分が残って種になります。
もう少しぷくっと膨らんだ種があるといいのですが、これだけあれば数本は芽がでてくれるかな。少しやせているので無理かな、、、。この様に種はがっちり花後も残っていて取りやすいです。私は天気のいい日に花一つ分をもぎ取っておいて、十分かわいたらそのまま保存します。ただ、痩せている種は発芽しにくいのでぷっくりした種だけ選んで取っておくほうがいいかも。
手抜きな私は選別せずにとっておいた種をそのままばらばら、、、と撒いたりもしてます。結構これで来年の春に発芽します。また、早くに種が付いていたら、それをそのまま地面にばらばら撒きます。こちらも結構発芽します。ただ、春先に撒くと発芽するのですが、ナメクジがこのマリーゴールドの双葉を食べるのです。朝になったら双葉だけなくなって茎だけになったかわいそうなマリーゴールドが、、、。
毎年種を採る
種を採るのはは難しいけど、種まきは簡単、種まきはむつかしいけど、種を採るのは簡単、という風に植物も子孫を残すためにいろいろ工夫してるのかなと思いますが、お気に入りの花の種を採ってずっと咲かせてみるのは楽しいものです。私が毎年咲かせているマリーゴールドは、長男が小学校の時に植えた花の末裔です。長男ももう19歳です。9歳の時に植えたものが今も我が家できれいに咲いています。いろいろ思い出しながら、毎年咲かせています。ちなみに、次男が取ってきたどんぐりの木も庭で鉢植えですがあるのです。小さい時のいい記念になるので子供がどんぐりを取ってきたら植えてみてはいかがでしょうか。私は土の上に置いておいたものが勝手に発芽したのを育てています。ただしどんぐりの地植えはやめましょう。公園のどんぐりの木みたいに大きくなりますよ~。うちでは5号くらいの鉢に小さめに育てています。